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■ もっともっといばらき リポート136 産総研 サイエンス・スクエアつくば(5)2008. 3.30

訪問日;2008.3.22

産総研 サイエンス スクエアつくば」は地質標本館のすぐそば。
“パロ”に会いたいというので、ちょっと寄ってくべ。

受付をすると、何回も来ているのね、と“パロの定規”をいただいた。子どもだけ〜〜〜。角度を変えると、絵も変わるっていうやつ。

“パロ”と遊んだ後、他の展示を見る。

耐熱フィルム「クレースト」は粘土でできた膜で、気体を遮断する性能にも優れている。アスベスト製品並みの性能をもつガスケット製品なんだって。
ガスケットっていうのは、どうやら製油所などの化学プラントや火力発電所などの配管に用いられるものらしい。
アスベストはこういった所に必要不可欠のものだったけど、周知のとおり、健康被害が問題になる。
だけど、この耐熱フィルム「クレースト」は粘土でできているから健康にも環境にもやさしい。しかもアスベスト製品並みの性能をもつんだっていうから、いいこと尽くめ。実用化され、2007年から非アスベスト製品として売られている。
ただし、まだ100%これに変えられるわけじゃなく、いくつかの用途には対応していないそうだ。アスベスト製品の全廃を目標に、今日も研究者はがんばっている!

高温用熱電発電モジュールは手を乗せるだけで発電する不思議な板。セラミックなんだって。セラミックスは金属の酸化物で、高温、酸性に強く、毒もない。
廃熱を利用して発電しようと考えたとき、これがよかったんだって。
でも、一種類ではあまり電気は得られず、コバルトの酸化物とニッケルの酸化物という2種類の材料をくっつけ、これらに交互に接続することで高いエネルギーが得られた。
そして、発電だけじゃなく、100℃以上の過熱水蒸気も発生できる直接熱交換可能なパイプ型発電モジュールが開発された。
この技術、ガス湯沸器にも使われているけど、熱があるところならどこでもバッテリーの充電に利用できる。ハイブリッドカーをより効率的にできる。そして、太陽電池が利用できない衛星の電源なんかにも利用されている。すごいねえ〜〜〜!
エネルギー・環境問題解決に一役買うこの技術、安く各家庭に配分される日が早く来ないかな。

DVD100枚分を1枚のディスクにする、書き換え可能なホログラムメモリの材料の開発。
なんだか難しいことが書いてあったけど、テラバイトディスクの実現に向けて、研究が進められているんだって。
フロッピーディスク1.44MB、ハードディスク20GBあたりから始まった世代にとっては、CDやDVD、そしてどんどん容量が大きくなるハードディスクに感動してたけど、とうとうテラバイトにいっちゃうんか〜〜〜!
記録メディアを使って録画する実験ができるようになっているんだけど、うまくできなくて・・・。機械苦手なのさ!

静電容量性結合型筋電センサがおもしろい。
筋電は筋肉に力を入れたときに皮膚の表面に発生する電気信号。
センサを手の小指側の側面など筋肉のあるところに当てると電車が走るようになっている。
筋電は非常に弱いので、一般の人は結構計るのが難しい。そこで、誰でも手軽に筋電を計れるセンサを開発してるんだって。
運動機能に障害のある人が、パソコンを操作するのは大変らしい。そこでキーボードやマウスの代わりに筋電を用いた入力装置が注目されている。

ちょっと寄ってくだけのつもりが、結構長居してしまいました。
だって、おもしろいんだもん。