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■ ちょっぴり県外18 国立科学博物館(2)(東京都台東区上野公園) その12009. 4. 2

訪問日;2009.04.02

3月14日から東京上野の「国立科学博物館」で特別展“大恐竜展−知られざる南半球の支配者−”が開催されている。
前売券をゲットして、おでかけしたよ。春休み中に行く約束をしているからね。

駅からかなりの人。みんな“大恐竜展”か〜???
と思ったら、ほとんどが公園方面へ。花見だなあ!

入館すると、入口すぐのところで音声ガイドの貸し出し中。結構館内、人が多く、これ、聴くの大変じゃあ・・・。子どももいらないというので、そのまま展示を見に。

今回のテーマは大陸移動と恐竜の進化。展示は大陸移動の映像に始まる。
ジュラ紀中ごろまで、超大陸パンゲアが存在していた。で、プレートテクトニクスにより、大陸は北のローラシア大陸と南のゴンドワナ大陸に分裂する。ゴンドワナ大陸はさらに白亜紀の中ごろにアフリカ大陸と南アメリカ大陸に分裂する。
この辺よ〜く頭ん中に入れといて展示を見てみよう!

で、“第一章 超大陸パンゲアの時代−三畳紀・ジュラ紀の恐竜−”。
超大陸パンゲアはジュラ紀中期まで存在していたので、そのころの恐竜は世界中どこでも似ている。
ここでは南極大陸で発見された、冷凍のトサカトカゲの名を持つ“クリオロフォサウルス”がで〜ん、と展示されている。ジュラ紀前期のもので、アメリカのディロフォサウルスなどと似ているんだって。
それからアルゼンチンで発見された未命名の新種の恐竜は、もっとも初期の獣脚類で、全ての獣脚類の祖先として有名になるはずということだ。この春に命名されるらしい。
ブラジルで発見されたスタウリコサウルスも最古の恐竜の一つであり、初期の獣脚類なのか、もっと原始的な恐竜なのか、はたまた恐竜ではないのでは、などと議論されている。

“第二章 ゴンドワナ大陸の時代−白亜紀前期の恐竜−”。
ジュラ紀中期、超大陸パンゲア大陸は分裂を開始し、ジュラ紀後期には北のローラシア大陸と南のゴンドワナ大陸に分裂した。
でも、このころはまだアメリカとアフリカの両方からブラキオサウルスやステゴサウルス(とその近縁)が発見されているので、ときどきは南北が陸続きになっていたんじゃないかな、ってことらしい。

でも白亜紀に入ると、南北の大陸は完全に分離して、さらにゴンドワナ大陸の中でも分離が進む。
ゴンドワナ大陸の中では、植物食恐竜としては竜脚類のティタノサウルス類が繁栄していたけど、アフリカではニジェールサウルス、南アメリカではアマルガサウルスが出現する。これらはティタノサウルスとは別の系統。それから肉食恐竜はアフリカでスコミムス、南アメリカでアンガトラマが出現したけど、これらは近縁。アフリカと南アメリカがまだ完全に分裂していないからなんだって。

ゴンドワナ大陸は白亜紀の中ごろにアフリカ大陸と南アメリカ大陸へと完全に分裂する。
この分裂の頃に生息していた南アメリカのマプサウルスとアフリカのカルカロドントサウルスは近縁。まだそんなには分化していないんだね。



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