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■ もっともっといばらき リポート270 さしま郷土館ミューズ2010. 5. 6

訪問日;2010.05.02

水海道風土博物館(坂野家住宅)」を出て次に向かったのは「さしま郷土館ミューズ」。坂東市立猿島図書館と坂東市立猿島資料館が併設されている。坂野家住宅から近いんだよねえ!ここで「漫遊いばらきスタンプラリー」、2個目のスタンプを押す。

坂東市は平成17年3月22日に岩井市と猿島郡猿島町が合併して誕生した。“坂東”というと、利根川の別名“坂東太郎”や荒々しい東国の武士“坂東武者”を思い浮かべるねえ。旧岩井市は平将門が活躍した場でもあり、将門を祀る国王神社がある。

と、余談はさておき、目的は猿島資料館の方の企画展「縄文人と海辺の暮らし−昔、坂東市にも海があった−」。
海から遠く離れた坂東市界隈でも、発掘調査によって貝塚が発見されている。パンフレット等によると、今から6000年前ぐらいのとき、今よりも気候が暖かく、海面が上昇し、坂東市あたりまで海が迫ってきていた。だから海で採れる貝がみつかるんだね。
坂東市内にある「ミュージアムパーク」建設のために行われた発掘調査の出土品も見ることができる。また、土器のレプリカや貝殻などに触れるコーナーもある。

展示そのものは多くないので、すぐに終わる。で、常設展示を見る。
展示室1は古代から現代までの猿島の歴史が展示されている。
ここで目を引くのは縄文土器のパズル。磁石の付いた土器の破片をツボの側面に貼り付けていくんだけど、時間内に完成させないと、バラバラになってしまう。
猿島の特産品、お茶のコーナーもある。4種類の茶葉の臭いをかいで、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ジャスミン茶のいずれかを当てる。実物の茶葉もあるので、まあ、全部わかる。
それから竜巻発生マシーン。昭和44年、旧境町は竜巻の被害を受けた。それでこのマシーンがあるんだ!ニュース映像や写真が展示され、当時の被害の状況を知ることができる。

展示室2は旧猿島町の沓掛(くつかけ)というところ出身の二世五姓芳柳という画家の作品を中心に、茨城縁の芸術家の作品が展示されている。
んんん?すみません、この方知らないです。
ああ、木村武山の絵がある!

“太陽を見よう”の案内発見。天体観測室で見られるっていうじゃん!スタッフの方に声をかけて、太陽を見させていただく。
4階までエレベーターで上がり、その後は階段で5階の天体観測室に行く。
ドームが開いていて、中央には本格的な天体望遠鏡が設置されている。これに特殊なフィルターをつけて太陽を観測する。
レンズをのぞくと、真っ赤な太陽が姿を現す。見えているのは左上部かな?全体は見えない。
スタッフの方が、“プロミネンスも見えますよ。”
・・・。見えない。
子供たちは見えたらしい。
もう一度、のぞかせてもらう。
・・・。やっぱり見えない。
よ〜く見ると見えるらしいプロミネンスは、太陽の大きさに比べるとほんと小さいらしいが、それでも地球の大きさぐらいあるんだって。へえええ。
でも、見えなかった・・・。太陽から吹き上がる紅炎!
まあ、思わぬところで真っ赤な太陽が観測できたことだし、よしとするか!

太陽観望は通常土曜日の10時から12時まで、予約なしで楽しむことができる。あれ?日曜日だけど?ゴールデンウィークだからかなあ?月に一回程度、夜の天体観望も行われている。こちらは予約が必要。

ここの施設は旧猿島町の庁舎、現在は坂東市の猿島庁舎のすぐ隣にある。しかも資料館と図書館が併設され、天体観測もできる。いくつかの施設が隣同士だったり、併設されていたりすれば、市役所での用事の待ち時間に図書館に行くこともできるし、資料館の企画展をのぞくこともできる。公共施設の集中は、とっても便利!!!