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■ ちょっぴり県外45 薬師寺(奈良県奈良市)2010.11. 6

訪問日;2010.10.31

“もっともっといばらき in 奈良”。最後は“薬師寺”から。

南門、中門と進むと、中央奥には金堂、そして少し手前、左右に東塔(とうとう)と西塔(さいとう)、金堂の北側には大講堂が建てられている。
奈良時代は仏教文化を中心に考えると飛鳥、白鳳、天平の3つに分けられる。薬師寺は白鳳時代を代表するお寺で、飛鳥時代を代表する法隆寺は塔が一つなのに対し、薬師寺はこのように左右に二塔建てられている。ちなみに天平時代を代表するのが東大寺だそうです。

国宝の東塔は10月いっぱいで一般公開を終え、本格的な修復作業に入る。中心の柱がシロアリでボロボロなのだそうです。
西塔はお釈迦様の悟りを開いた時から涅槃までの4体の像などが納められている。
東塔は国宝だけど、西塔は国宝じゃない。薬師寺は500年ぐらい前に兵火にあい焼けてしまった。兵火を免れ、1300年の時を経たのは東塔だけ。西塔、金堂、中門、回廊は昭和に入ってから再建されたもの。そして、平成15年には大講堂が復興された。
西塔は1300年前に塔が建てられた時の姿、東塔は1300年経った塔の姿。新旧二つの姿を一度に見ることができるんだなあ!

東塔も西塔も六重に見えるけど、三重の塔だそうです。間にあるのは“屋根の下にあるひさし”ということだそうで、部屋は3つしかなく、三重なんだって。確かに外から見ても扉が3つしかなく、部屋も3つなんだなあ!

金堂には白鳳時代の国宝、薬師三尊像が納められている。中央に薬師如来、向かって右に日光菩薩、左に月光(がっこう)菩薩。まばゆいばかりのお姿を拝むことができます。

白鳳伽藍を後にし、少し歩いて玄奘三蔵院伽藍に向かう。
中央に玄奘塔、そしてその北側に大唐西域壁画殿がある。
何で三蔵法師???
薬師寺は法相宗(ほっそうしゅう)大本山薬師寺という。法相宗の始祖は玄奘三蔵法師で、玄奘塔には三蔵法師のご頂骨が奉安してあるそうです。なるほど!
で、大唐西域壁画殿では昨年亡くなられた平山郁夫画伯の大壁画が一般公開されている。三蔵法師が旅した西域の風景がいくつもの巨大なキャンパスに描かれ、見事です。30年もの歳月をかけて完成させたものだそうです。

白鳳伽藍まで戻ってくると、東塔や西塔がライトアップされ、暗闇の中にその姿を浮かび上がらせていた。
薬師寺はお坊さまのありがた〜い説法を聴くことができる。その説法の中で、東塔の中心の柱に適した木がなかなか見つからず、苦慮していると話されていた。東塔の修復作業が完成し、再びその姿を見せてくれるのはおよそ10年後。適した木が見つかってほしいものです。そして、10年後、再びこの地を訪れたいものですねえ。

これにて、“もっともっといばらき in 奈良”、終了と相成ります!今度はちゃんと計画立てて、余裕をもって来っぺ!