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■ もっともっといばらき リポート324 茨城県立歴史館(8)2011. 5. 4

訪問日;2011.04.29

茨城県立歴史館」も大震災の影響で休館が続き、特別展“頼重と光圀−高松と水戸を結ぶ兄弟の絆−”(参照;もっともっといばらき リポート319)も会期半ばで中止になってしまった。
でも、ようやく4月23日より開館し、5月8日まで入館無料。
現在は平成23年度のテーマ展T“仏教美術−信仰の造形とその周辺”が開催されている。

観音菩薩立像、誕生釈迦仏立像、阿弥陀如来像、薬師如来像、日光菩薩立像、当麻曼荼羅(たいままんだら)、羅漢図、・・・。県内の寺院や歴史館で所有している仏像や仏画、工芸品などをたくさん観ることができる。

最も注目すべきは、ポスターにも掲載されている円空作の観音菩薩立像。
円空は江戸時代前期の行脚僧であり、全国に木彫りの「円空仏」とも呼ばれる独特の作風の仏像を残した。その数、なんと12万体。現存するものでも5000体を超えている。
なた彫りと呼ばれる荒い削り口だけど、素朴な微笑を浮かべていて、人々を魅了し続けている。昨年のNHKの“日曜美術館”でも紹介されていた。

仏教は6世紀に日本に伝わり、7世紀には茨城を含む東国にも伝わったとされ、畿内とは一味違う仏教美術を形成したそうです。
教科書で見る仏像・仏画などとは一味違った仏教美術を、是非、ご観賞下さい。