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■ ちょっぴり県外90 箱根ガラスの森美術館(神奈川県箱根町)2012. 9. 3

訪問日;2012.08.30

山梨県立博物館 かいじあむ」を出て、途中、お昼にほうとうを食べ、雄大な富士山を眺めて、箱根までやってきました。
箱根ガラスの森美術館」では特別企画展“─アドリア海の雫─ 煌めくヴェネチアン・ビーズ展”が開催されている。

ヴェネチアはイタリア北東部のヴェネト州の州都。ここで作られるヴェネチアン・グラス(イタリア語;ヴェートロ・ディ・ムラーノ)は鉛を含まないソーダ石灰を使用するという特徴を有し、コバルトやマンガンなどの鉱物を混ぜることで様々な色合いを表現している。
ソーダガラスを使用した吹きガラスが基本で、空中で吹くことにより極薄に吹き上げる技法を用いたり、グラスを細く引き伸ばしそこに花や鳥などの複雑な装飾を施したりしている。この高度なテクニックは、「軽業師の妙技」と呼ばれる。
制作の歴史は古く、トルチェッロ島からは7〜8世紀のガラス工房跡やガラスが発見されて、文献上も10世紀末にはガラス製造のことが登場する。1291年には全てのグラス工房のムラーノ島への強制移住を決定し、グラス職人だけでなく、その家族や販売者をも島に住まわせた。島外に逃げる者は厳しく罰し功績を挙げたものには手厚い褒章を与えるという法令を発令して島外流出を防いだんだねえ。狭い島の中に工房が密集したため技術の切磋琢磨が進み、グラステーブルやシャンデリア、鏡など様々な名品が作られた。一方で逃げ出す職人もいて、その人たちの教えで他の地方で作られたヴェネチア様式のグラスをファソン・ド・ヴニーズと呼ぶそうです。

美術館そばの第一駐車場は有料。1日300円。で、少し離れた無料の第二駐車場に止める。徒歩5分だし。
敷地内の木々はクリスタル・ガラスでキラキラ輝き、ガラスの風船も吊り下げられている。
チケット売り場、ネットでダウンロードした割引チケットを渡して、入館料は各100円引き。JAFの会員証の割引も同じかな?扇形のお洒落なチケットを受け取る。これ、次回300円引きになる!

チケット売り場を抜けると、目の前に庭園が広がる。池、橋、花々、・・・。ガラスのススキ、額縁の中の絵は本物のバラの花。背景には山が見え、いい感じ!

橋を渡って美術館に入る。
撮影禁止かと思いきや、なんと、フラッシュ撮影はご遠慮くださいのマーク。ええええ!美術館なのに、撮影OKなの???
ということで、遠慮なく、撮影させていただきました。
とはいっても、照明が暗いので、フラッシュをたかないとよくは写りません。雰囲気だけ〜、です。
ビーズが装飾された豪華な服やバッグ、それからネックレスにイヤリング。た〜くさんのヴェネチアン・ビーズが見られます。ほんと、美しいです。
ビーズ以外にも、豪華なシャンデリアや調度品、食器類、ミルフィオリ・グラスの花器などが展示されています。ヴェネチアン・グラス、芸術的ですばらしいです。

最後に図録を購入。ヴェネチアン・ビーズが1つ付いたもので、これはお得だと思う。
フュージングやサンドブラストなどの体験もできるけど、終了していた。残念。
11月25日まで開催しているので、これから紅葉を迎える箱根に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。