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■ ちょっぴり県外91 国立新美術館(東京都港区六本木)2012.10. 7

訪問日;2012.10.06

1ヶ月ぶりのお出かけです。県外です。初めて訪れる施設です。「国立新美術館」。“国立新美術館開館5周年 リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝”を見てきました。
だってえ、クララが“ようこそ、わが宮殿へ”って誘うんだ〜〜〜!

リヒテンシュタイン侯国はオーストリアとスイスの間にある人口35000人程(2009年)の小さな国。首都はファドゥーツというところです。
国家元首のリヒテンシュタイン侯爵家は500年以上にもわたってヨーロッパの美術品を収集し、その数3万点に及ぶ。家訓が“優れた美術品収集こそが一族の栄誉”だっていうんだあ!
18世紀初頭に侯爵家の避暑用の住まいとしてウィーン郊外のロッサウに造営された「夏の離宮」はバロック様式を特徴とする。この宮殿でリヒテンシュタイン侯コレクションは公開されていたけど、第二次世界大戦目前の1938年に公開を中止された。ファドゥーツ城に移され、戦火を免れたコレクションが「夏の離宮」で再び公開されたのは2004年。実に66年ぶり。

今回の展示はその中でも選りすぐりの139点が来日。ラファエッロ、レンブラント、ヴァン・ダイクなど巨匠たちの名作が見られる。
世界屈指のルーベンス・コレクションからは、愛娘を描いた“クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像”や約3×4メートルの巨大な歴史画「デキウス・ムス」の連作など10点が一挙に来日している。

展示室に入ってすぐのエントランスには何点かの絵画や彫刻。
そして、次の部屋には「夏の離宮」の室内装飾と展示様式にもとづいた「バロック・サロン」が設けられ、絵画だけでなく調度品や家具、工芸品なども展示され、華やかなバロック宮殿の雰囲気が再現されている。中国の磁器もある。天井を見上げると、4枚の天井画も展示されていて、日本の展覧会史上初の試みだそうです。
続く部屋にはリヒテンシュタイン侯爵家関連の展示で、肖像画などが並ぶ。
名画ギャラリーはルネサンスやバロック、17世紀フランドルなどのグループに分けられ、ラファエロやヤン・ブリューゲル、ヴァン・ダイク、レンブラントなどの有名どころの作品も数多く展示されている。ルーベンスの作品もここで見られるよ。

勉強不足で、知らない画家の作品が多いです。
その一方で、ラファエロやルーベンスなど教科書にも掲載される画家の作品も多く、これらは特に一見の価値あり、だと思います。
小中学生の来館は少なく数えるほどでしたが、是非見て欲しいなあ!

部屋に飾りたくなるような絵画。自分にとって美術展めぐりの楽しみは、そんな作品を探すことにある。もちろん、レプリカすら、高くて買えないけどさああ!
で、クリアファイルやポストカードで済ます。
名画ギャラリーのビーダーマイヤーというグループに展示されている“マリー・フランツィスカ・リヒテンシュタイン侯女 2歳の肖像”(フリードリヒ・フォン・アメリング作)に描かれた愛くるしい女の子の寝姿は見る人の心を和ませるし、フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラーの“磁器の花瓶の花、燭台、銀器”という作品は写真かと見間違えそうなくらい、本物そっくりに描かれた静物画です。
今回はこの2点が気に入って、ポストカードを購入。それから、“ようこそ、わが宮殿へ”と誘ったルーベンスの“クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像”、そしてレースの描写が素晴らしいヴァン・ダイクの“マリア・デ・タシスの肖像”のクリアファイルを購入して、美術鑑賞は終了となりました。