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■ もっともっといばらき リポート389 つくばエキスポセンター(16)2012.12.24

訪問日;2012.12.23

つくばエキスポセンター」は今月15日からプラネタリウムをリニューアルオープン。早速、オリジナル番組“超新星爆発−オリオン座からベテルギウスが消える”を見に行ったよ。

冬の代表的な星座オリオン座の右肩に赤く輝く一等星のベテルギウス。今、この星に異変が起きていというのだ!なんだってえ!!!。

夜空に輝く星はベテルギウスのように赤く輝く星だけでなく、青白く輝く星や黄色っぽい星もある。同じオリオン座のリゲルは青白く見えるし、ベテルギウスの近くにあるおおいぬ座のシリウスは白っぽい。太陽はもっと遠くから見ると黄色っぽく見え、おうし座のアルデバランはオレンジ色に見える。
星の色はその星の表面温度の違い。温度が高いと青白く、低いと赤くなる。
で、その星の色によって、その星が生まれて間もないのか、壮年期なのか、お年寄りなのかががわかる。ベテルギウスは赤い星。そう、お年寄りの星なのです。そして、いつ超新星爆発を起こしてもおかしくない状態なのだそうです。

じゃあ、そのXデーはいつ?
もちろん、わからないです。明日か、100万年後か。
ただ、超新星爆発があると、ニュートリノ(参照;東京大学宇宙線研究所)が観測されるそうです。で、その1日後に超新星爆発の光が届く。まあ、超新星爆発の前日にはわかる、ってことですかね。

超新星爆発に伴うニュートリノは、1987年2月23日、大マゼラン星雲で発生したものがカミオカンデ(スーパーカミオカンデの前身)で観測されている。

へっ?超新星爆発ってそんな最近にあったの?
銀河系内でも、10〜50年に一度は起きているそうです。
じゃあ、別にベテルギウスの超新星爆発、そんな珍しいものでもないじゃん?
まあ、超新星爆発そのものは起きてはいるのですが、非常に遠い天体で起きている。ところが、ベテルギウスの場合、640光年。これ、宇宙の中ではすご〜いご近所。ベテルギウスの超新星爆発はかなり明るく、肉眼でも観測できるそうです。

もっとも、ベテルギウスがもし明日、超新星爆発を起こしたことが観測されたとしても、それは640年前にすでに起こっていること。640年前の光が地球に届いてやっと超新星爆発を起こしたことが確認できる。確認できた時は、ベテルギウスはもう無くなっちゃているんだよね。

内容はかなり難しい部分も含んでいますが、夜空の星が普遍ではないこと、超新星爆発によって撒き散らされた元素がやがては新たな星を生み、私たち生きものの体を作る元にもなっていることなど、いろいろと興味深い番組です。冬休みに是非親子でごらんになってください。