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■ ちょっぴり県外101 国立科学博物館(11)(東京都台東区上野公園)2013. 5. 4

訪問日;2013.05.03

国立科学博物館」の企画展“江戸人展”。
江戸時代の遺跡から発掘された人骨やミイラを調査し、科学的知見から、「知っているようで知らない」大江戸の人たちの姿と文化を紹介するという展示だそうです。

まずは“大江戸の顔”から。
大量の頭骨が並ぶ。そして復元された江戸人の復顔も並ぶ。武家と町人とでは顔つきがかなり違っている。これは食生活の違いによるもの。やわらかいものばっかり食べている上流階級のお方のお顔はのびてきます。

“大江戸の体”。
江戸人は体格がやや小さい。人骨も小ぶりだけど、甕棺や木棺も小さいように思われる。
また、人骨からは結核などの病気を患っていたことや、生前は激しい労働をしてたことなども分かる。
CTでスキャンしたミイラの映像も見られる。

“大江戸の装い”。
お歯黒に薄眉毛、女性が結婚していることの印。お歯黒は虫歯予防だったらしいけど、このお姿はねえ。お歯黒水のにおいを嗅ぐコーナーもある。
女性の髪形は結構たくさんあるのに対し、男性のちょんまげはあまり種類がなかったのかな?

最後は“写された・描かれた江戸の人たち”。
江戸から明治にかけて撮影された日本人の写真などが紹介されています。リアル江戸人です。浮世絵とは大分違います。おもしろい。

大江戸の人々の顔、体、文化を垣間見ることが出来てとても興味深い展示です。明治になって150年足らずで、こんなにも私たちは変わってしまったんだなあ。
6月16日までの展示です。