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■ もっともっといばらき リポート396 ミュージアムパーク(30) その12013. 5. 6

訪問日;2013.05.05

ミュージアムパーク」の 第57回企画展「こけティッシュ苔ワールド!−ミクロの森に魅せられて−」です。
コケは世界に約1万8,000種、日本には約1,700種が知られている。多種多様なコケの世界、はてさて、どんな不思議が待っているんでしょう?


『コケとは?』

分類学的には陸上に住む植物の中で胞子で増え、維管束(いかんそく)を持たない。維管束は水や養分を運び、体を支えるための道管や師管などが集まっている器官。シダ植物や種子植物にはあるけどコケにはないんだよね。だから体全体で水を吸収する。

コケはスギゴケなどの蘚類(せんるい)、ゼニゴケなどの苔類(たいるい)、そしてツノゴケ類の3つのグループに分けられる。世界のコケを見てみると、蘚類が最も多く約1万3,000種、次いで苔類が約5,000種、そしてツノゴケ類は約400種と少ない。
胞子体と呼ばれる胞子を作る部分がグループ毎に大きく異なり、蘚類の胞子体はつぼのようで全体的に硬い。ツノゴケ類はツノのような形で、先端から徐々に成熟し、縦に裂けながら胞子をまく。苔類のは成熟すると大きく裂け、胞子を一気に撒き散らす。
苔類とツノゴケ類の体は葉状体と呼ばれ、茎と葉に分かれていているのに対し、蘚類の体は茎葉体という茎と葉に分かれた体になっている。もっとも、コケ類は根・茎・葉の区別がなく、ここでいう葉や茎は植物学の定義では真の葉や茎じゃあないんだそうです。
ちなみに、根っこの部分は仮根(かこん)と呼ぶそうです。

まあ、ざっと、こんなところを頭に入れておくとおもしろいかな?
たくさんのコケの標本が展示され、巨大な模型もあるので、コケのからだの仕組みなどをじっくりと観察してみましょう。



つづく >>