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■ もっともっといばらき リポート79 土浦市立博物館2006.11. 6

訪問日;2006.10.?

土浦に来たので、「かがく〜」の施設ではないけど以前から行きたいと思っていた「土浦市立博物館」と「上高津貝塚ふるさと歴史の広場」まで足を伸ばした。

博物館は亀城公園のところにある。
入場料は常陽藝文のクーポンで団体割引。大人105円が75円になる。もともと安いのよね。この入場料で、公園内の「東櫓(ひがしやぐら)」も見学できる。

受付横でスタンプラリー発見。博物館と上高津貝塚の記念スタンプを5こ押すと記念品をもらえる。博物館と上高津貝塚でそれぞれ2種類のスタンプで4個。それと亀城公園内にある東櫓のスタンプ1個を押して5個になる。これって、実質2ヶ所のスタンプラリー。もちろん参加しま〜す。

で、早速博物館の記念スタンプを2種類押す。

1階はテーマ展「土屋家の刀剣と甲冑」。土屋家は1669年から明治維新に至るまでの土浦藩の藩主。今回は土屋家の刀剣・甲冑のうち国宝を含む刀剣13口と甲冑3領を展示。
国宝があるんだね。短刀「筑州住行弘(ちくしゅうのじゅうゆきひろ)」というものらしい。“国宝は重要文化財の中から学術的価値が高く、美術的にも優秀なもので、世界文化の見地から価値の高いものが指定される。”と「刀剣 ひとくち解説シート」に書いてあった。

この企画展はもう終わっているけど、土浦の花火大会に合わせて、毎年この時期に国宝と重要文化財は公開されるようです。

2階は常設展。「博物館ノート」があって、土浦の歴史を勉強しやすいように、作られたもの。いわばサブノートみたいなものかな。
子ども向けのようなので、これにしたがって常設展を見ていこう、と思ったけど、茨城県立歴史館でのこともあるし、上高津貝塚に行く都合もあるので、ノートだけ頂いて、常設展を見学した。

内容は旧石器時代から近代までの市内で出土した土器や石室の復元、土浦藩の藩主関係資料、刀剣関係資料などなど。

特に見どころは「大輿地球儀(だいよちきゅうぎ・傘式地球儀)」。沼尻墨僊(ぬまじりぼくせん)という江戸時代後期に土浦で活躍した町人が作ったもの。傘式なわけだから、使わないときは傘のようにたためる優れもの。沼尻墨僊という人は町医者の養子になり、塾を開いて地方教化に努めた功績などで、土浦藩から苗字帯刀を許された人なんだって。この人、地球儀を作ったくらいだからもちろん地理学や天文・暦学に精通していて近世地理学者の1人に数えられているんだけど、文芸・絵画・書にも精通し、多才多芸だったみたい。いるんだね。そういう人。すごい人なのに、全然知りませんでした。勉強不足ですね。それともっともっと宣伝してください。もっともっと自慢しましょ。

常設展を一通り見て終了。博物館を出るんだけど、その前に、博物館の駐車場に車を止めたので、無料駐車券をここの受付でいただいてから東櫓へと向かう。
亀城公園の中を通り、櫓門をくぐると東櫓がみえてくる。博物館のチケットを見せ、スタンプを押す。
2階部分にも階段で上がれるけど、この階段が急で、降りるときは結構怖い。
東櫓は明治時代に火事で焼失し、今あるのは平成10年に復元されたもの。江戸時代の建築技術だけでなく、現代工法も取り入れているんだって。江戸時代の東櫓には貴重品も納められていたらしい。物見や武器庫としての役割だけじゃなかったんだね。

もう20年ぐらい前だと思うけど、時代劇で土浦藩がでてきたことがあるのを思い出した。土浦藩なんてあったの?ってその当時は思ったけど、9万5千石の土浦藩は、常陸国の中では水戸藩に次ぐ藩領を有していたのね。
国宝を有するなど、歴史の重みを感じる街です。

じゃあ、上高津貝塚へGo!!!