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■ もっともっといばらき リポート81 ミュージアムパーク(2) その12006.11. 8

訪問日;2006.10.?

ミュージアムパーク」は本日「科学研究作品展県展」で訪問。「かがく大好きスタンプラリー」、52個目のスタンプを押すために。
事前に担任の先生にお願いして入場引換券を入手していたので、無料で入館。

ミュージアムパーク自体のスタンプは前回の企画展のときに押してある。だから作品展会場に行き、作品展のスタンプのみを押してもらう。
科学研究作品展の県展というだけあって、どの作品もデータが細かく、見事としか言いようのないものばかり。10年も研究している作品もあるのね。

第38回企画展は「とんダネついタネおよいダネ〜種子の不思議を科学する〜」。
バラエティに富んだ種子の散布のしくみを中心に、タネのしくみやその利用などについても展示されている。

風散布は、タンポポやガガイモなど綿毛で飛ぶもの、ツクバネやモミジのように羽根で飛ぶものがある。

フジやタチスミレははじけ飛ぶ自動散布。

動物散布としては、オナモミやコセンダングサは人や動物にくっついて運ばれる付着散布。コブシやヤマモモは鳥や猿などに捕食されて運ばれる被食散布。クマもタネの種類によっては被食散布をしているんだって。それからコナラやクヌギなど、リスが土に埋めて掘り出し忘れて発芽する貯食散布。アリ散布といってアリが大好きなエライオソームという付属体をつけて運んでもらう種子もある。

ミズバショウやハスは淡水散布、水に浮くために円盤状のヒレや毛をつけているんだね。タネはふつう海水に浸るとだめになっちゃうらしいけど、ココヤシなどの海流散布をする種は大きくなることで水に浮き、運ばれるんだって。水槽に大きなヤシの実とミフクラギという種子がプカプカ浮いていた。持ち上げてみるとヤシの実も大きさの割りに軽いかな。

ツバキやトチノミは重力散布、重力で自然に足元に落ちる。遠くへ飛ばさないの?って疑問がわくけど、親と同じ環境の方が種の定着率が高いんだって。親元で育つ方が安心ってことか?

そして散布しないタネ、ラッカセイは花が咲いたら子房柄(しぼうへい)と呼ばれる部分が地下へともぐる。そして土の中で種ができる珍しい植物。種を遠くへ飛ばすよりも、地上で動物に食べられる危険性を回避する道を選んだみたい。

実物や標本、写真、模型などを用いてタネの散布の仕組みを理解でき、とても面白い。
それから「本物の果実と偽りの果実」の話や生活の中で利用されている種の話などの展示もあり、興味深い。
この企画展は来年1月14日(日)までの展示。おすすめです。



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