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■ もっともっといばらき リポート56 古河歴史博物館2006.10. 7

訪問日;2006.09.?

古河歴史博物館」はJR宇都宮線古河駅の南西方に位置する。

時刻は既に4時20分、入館料を支払い、パンフレットをもらう。
館内は撮影禁止だけど、唯一、展示ホールの「ストリートオルガン」の前だけ可能。

その反対側の壁の所に「かがく〜」のスタンプ発見。押す。

展示室は3つに区切られ、1から順に見ていく。

展示室1は「鷹見泉石(たかみせんせき)と洋学」がテーマ。ここは古河藩の家老であり、地理学者であり、洋学に興味を持ち、渡辺崋山や蘭学者たちとの交流も厚かった「鷹見泉石」という人物に関係のある資料、3157点にも及ぶ国指定重要文化財が展示されている。
それから国の重要文化財に指定されている絵地図は見事で、その文化財の修理の足跡も紹介されていた。これはテーマ展で年内の展示。

展示室2は「古河の歴史」がテーマ。
室町時代は足利氏5代の古河公方による支配。
江戸時代は譜代大名の城下町として、そして日光街道の宿として発展した様子。
それから藩医の河口信任という人は、日本初の脳の解剖書「解屍編」をあの「解体新書」に先駆けて出版したのだとか。

ちょっと、「鷹見泉石」の国指定重要文化財もそうだけど、もっと宣伝しちゃおうよ。ねえ。

展示室3は「古河の文人たち」。「奥原晴湖」という南画家の作品や古河出身の「河鍋暁斎」という画人の作品の展示。

展示室を出て、・・・???
あれ、「雪華図説」は???あったかしら???これが目的なんだけど。
展示ホールをグルリと見渡す。もしや、あれ???

近づいてみると、ありました。日本初の雪の科学書「雪華図説」。
「かがく〜」のスタンプのあった台の横。気づかなかった〜。

「雪華図説」、すごいね〜。
雪の殿さまといわれる「土井利位(どいとしつら)」自らが雪の結晶を観察し、記したもの。
学問的にも高い評価を得ているんだって。
何よりも、雪華模様は「大炊(おおい;利位公の官名)模様」と名づけられ、大流行したことが素晴らしい。江戸の工芸品や訪問着の模様などにも使われた。造形作品として江戸文化に華を添えたんだね。すごいことだよ。

古河市は市立小学校の校章や歩道など、いたるところにこの雪華の模様が取り入れられているそうだ。
博物館でもレターセットやペンダントなど「雪華」グッズを購入できる。
うちの子たちは気に入った雪華の模様の入ったキーホルダーを購入。早速バッグにつけていた。

古河市はほかに「篆刻美術館」「古河街角美術館」「古河文学館」「鷹見泉石記念館」があり、「古河歴史博物館」の常設展もザ〜ッと見ただけなので、もう一度来てみよう。